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【まるで干し芋?】「紅はるか」の甘~い焼き芋

父は無農薬野菜を作る専業農家なんですが、毎年、大量に紅はるかを作ってくれます。下の写真はほんの一部です。毎年40kg以上作ってます。

大量の紅はるか

紅はるかは、掘ってすぐ焼いたら甘みが無く、粉っぽいです。1か月以上寝かせると熟成して甘くなります。実は今年、シルクスイートの焼き芋と食べ比べしたんですが、シルクスイートはちょっと酸味を感じて甘さ控えめに思えました。しっかり熟成させた紅はるかの焼き芋は、干し芋や芋羊羹と思わせる位、激甘でしたよ。来年の紅はるかも楽しみです!!

今回は、紅はるかの熟成方法と、激甘に焼く方法、保存方法を記事にまとめてみました。

紅はるかの熟成方法

最も理想的な熟成方法は、「真っ暗で、気温15℃、湿度70~80%で30日以上」です。光が当たったり、気温が高いと芽が出てきます。芽を取りながら熟成させると良いのですが、芽が大きくなると甘さは出なくなります。野菜室は10℃なので、低すぎますね。実は農家の方は、昔は藁で包んで土に埋めてました。土の中は年中14℃位なので最も理想的ですね。防空壕や地下室で寝かせるのも良いですね。

僕の場合は、使ってなかったワインセラーを15℃に設定して、芋を新聞紙に包んで入れておきました。室温だと週一で芽を摘まないといけないんですが、15℃だと全く発芽せず楽ちんでした。

小型ワインセラー

焼き方(寝てる間に焼きましょう!)

まず、芋をよく洗います。次にキッチンペーパーで包み、しっかり濡らしてからアルミホイルでキッチリ包みます。鉄板にビッシリ敷き詰めましょう。隙間を開けなくても大丈夫です。オーブンで長時間焼くので、一度に大量に焼いた方が電気代がお得です。

焼き芋2
焼き芋3

後はオーブンで、余熱なしで180℃で3時間!(2時間だとちょっと足りないです)どんなに焼いても焦げることはありません。僕は1段のみで焼いてますが、家族が多い場合は2段焼きしても大丈夫です。

僕の使っているオーブンは最大90分しかセットできないので、夜にまず90分焼いて、リセットして、さらに90分セットして寝ます。朝になると冷めてますので、それをアルミホイルごとZIPロック等の冷凍用密閉袋に入れ冷凍保存します。(1つ位は味見しますけどね)

食べ方(たった2分で、熱々激甘!)

まずはアルミホイルの上から流水をかけます。するとアルミホイルが溶けて外れやすくなります。キッチンペーパーはそのままで。
皿に入れて電子レンジで600Wで2分くらい加熱します。(回転しない電子レンジの場合は、まず1分加熱して、上下ひっくり返して、後1分加熱するとムラなく加熱できます。)

アルミホイルを外す

焼きたてホヤホヤと殆ど変わらない美味しさで、1~2ヶ月楽しめますよ。

紅はるかの焼き芋

おまけ

細引きにして芋ケンピにしても絶品ですよ! タレは、ミルクパンに砂糖と少々の水を入れ加熱してカラメルを作り(余り焦がさないようにする)、最後にお湯とハチミツと、少々の薄口しょうゆを加えたものを作り、揚げた芋ケンピに絡めましょう。

芋ケンピ1
芋ケンピ2

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